自動車保険①
交通事故による対人・対物・自損・同乗者などの損害に備える保険です。万が一の交通事故の時に自己負担を回避する為の手段です。
■自動車保険の基本～自賠責保険と任意保険はどう違う？
車を運転するということは、つねに、事故の可能性と隣り合わせです。どんなに安全運転をこころがけても、どんなに運転の上手な人でも、他人の事故に巻き込まれることだってあります。交通事故が起きてしまうとその損害はとても大きなものになりますから、車に乗る人にとって自動車保険は欠かせないものとなります。
しかし、車を買った人は、すでに必ず自動車保険に加入しています。それが自賠責保険で、車の所有者には法律で義務付けられていることから、強制保険とも呼ばれています。自賠責保険に加入していない車は車検を通すことができず、したがって走行することもできません。車を購入する一連の手続きのなかで、どんな人も絶対に自賠責保険の加入手続きを行っています。
それでは、「保険は必要ないのでは？」と思うかもしれませんが、そうではありません。なぜなら、自賠責保険は「最低限の保険」であって、かつ、事故の被害者側しか補償してくれないからです。
自賠責保険は自分自身のケガや車の修理には使えない保険です。そこで、自賠責保険とは別に、自動車保険に入る必要があります。これは自分の意思で選んで入る保険ですから、自賠責保険が強制保険と呼ばれるのに対して任意保険と呼ばれます。一般に、自動車保険と呼ばれ、テレビＣＭや雑誌広告などを見かける保険は、任意保険のことです。
Category：自動車保険とは？
